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だから・・・ 買いだめするなって!!  ~ 親心 ~ [日記・雑感]

震災の我が家への影響といえば、普段買っている物が手に入りにくくなったことだろう。

子供の人数も多いので価格の安い卵、牛乳、納豆、そして主食の米は欠かせない。
これが今、品切れ状態が続いている。
普段通っているスーパーの棚が閉店セール?と思うほど空っぽだ。


震災直後、我が家の子供たちの学校は給食が中止になりお弁当を持たせることになった。

お米がもう少しで無くなりそうだから週末に買い出しに行こうと思っていたら・・・店頭から米がなくなった。
子供たちにお弁当を持たせなくてはならないので、今までよりもご飯を炊かないとならない。

家で食べるなら麺類もあるしお米に雑穀混ぜたりすれば何とかなるかなと楽天家の私。
これに対して心配性の旦那は大騒ぎ。ネットで買え!って言っている。

私 「被災地優先なのとガソリン不足で配送がうまく出来ないだけだから少し経てば買えるよ」

旦那 「お前はあまり困っていないようだな。知らんぞ!」

子供たちにはちゃんと食べさせてやりたいと思う親心だと判っているけど・・・。


避難生活されている方々のことを思えば、これからずっと買えないわけじゃないし
買わなくたって困らない。なによりも他の商品は選び放題買い物できるんだから。

仕事が忙しくて週末に食料品を買いだめする習慣の我が家。
仕事が終わってから夜、買い物に行ってもすでになし。午前中に売り切れになるらしい。

ま、他にも食べるものあるから大丈夫と思っているたら・・・
出勤途中の旦那、ちょうど配送されてパンをたくさん売っている店を発見!
パン3斤も買ってくれた。

子沢山の我が家は3斤あってもあっという間に食べちゃう。
周りの方から見れば買い占めているように思われるだろうなぁ。


報道によると、被災地への道路が整備され、ガソリンが届き始めてまだ格差はあるけど、
徐々に配送も出来るようになってきたらしい。

我が家の近くでも夕方買出しに行っても牛乳、米が棚に並び始めた。内心ほっとする。


地震の被害がなかった八戸の両親から電話。「お米手に入らないでしょ。送ったから」

八戸でもお米が店頭からなくなったからと心配して、足の悪い両親が行列して買ってくれたらしい。

「こちらは心配ないよ。ちゃんと売ってるし。買って送らなくて大丈夫だから」
と言いつつ、もう50歳近いおじさんになっている旦那。

内心、そういうことするから被災地に送るお米がなくなっちゃうんだよと思いつつ、
いくつになっても親にとって子供は子供なんだなぁと思う。


テレビで水道水が放射能汚染されているから幼児に飲まさないようにと報道されている。
我が子かわいさに水を買い占めている人々。

「他人から非難されようとも赤ちゃんの我が子を守ってあげられるのは私だけですから」
って40本も水のペットボトルを買い占めている人がテレビで取り上げられていた。

その2~3日後、放射能は規制値以下に落ちた。
冷静になれば滑稽に思えるけど、みんないろいろな事情があるし、その根底にあるのは
親心。笑えないよね。


現地ではまだ食料が足りなくてみんなで分け合って食べているところもあるだろう。
洋服、薬なども足りなくてどうしているだろうかと思う。


被災地ではない私たちに出来ることは必要以上に買占めないこと、
そして今後の復興に役立つように義援金を今だけじゃなくてずっと送り続けること。


親が行方不明になった子供たちの将来を我が子のことのように心配し続けることだと思う。





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